網膜動脈閉塞症の症状・治療




◎網膜動脈閉塞症の症状


網膜動脈閉塞症は、どの部分で血管が閉塞したかによって、症状が異なります。

まずは、「網膜中心動脈閉塞症」についてです。
網膜の動脈は、眼球の後ろにある視神経内を通って、視神経乳頭で枝分かれし、網膜の全体に広がります。その枝分かれする以前の、より心臓に近い動脈のことを「網膜中心動脈」といいます。網膜中心動脈が詰まってしまうと、網膜全体に血液が供給されない虚血状態に陥ることになります。網膜細胞は、光を感知することができなくなり、視力が急激に低下します。

次は、「網膜動脈分枝閉塞症」です。
この場合は、網膜動脈の枝部分が詰まります。
血管が閉塞した部分から先にある網膜だけ、血液の供給が止まるので、他の網膜は、通常に機能します。自覚できる症状は、虚血が起こっている部位の視野が欠損します。たとえば、網膜の上半分が障害されている場合は、視野の下半分がさえぎられることになります。


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